
※2012年12月時点
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整体師はどんな職場で活躍できるのか。主な仕事場の情報をまとめました。
整体師の就職先となるのは、整体院だけではありません。近年では、整体スキルを活かせるフィールドも広がっていて、以下のような仕事場で活躍できます。
高齢化が進んでいる現在では、シニア層の整体へのニーズはますます高まります。
現在、日本では高齢化が進んでおり、「いつまでも健康に暮らしたい」と願う人達の間で整体などの”代替医療”が注目されています。
実際に、こうしたサービスを利用する人は年々増えてきています。代替医療は、針灸や気功、ヨガやマッサージ、アロマテラピーなどの療法です。
整体師には国家資格がなく、民間資格がいくつかあるのみです。そのため、資格を持っていなくても働けます。
しかし、取得していた方が就職や開業で有利になることは確かです。資格があれば、整体の知識と技術を身につけていることをきちんと証明できます。
お客さんに安心感を持ってもらえる点は、とても大きなメリットと言えます。就職の際も、お店側から信頼されるでしょう。
また、整体をアロマやエステなどと組み合わせて、リラクゼーションや美容効果も打ち出しているサロンも増えています。女性特有のニーズに応える整体のジャンルも確立されていくでしょう。
現在日本の整体師の男女比率は6:4となっており、男性の方が多いです。そのため、「整体師は男性の職業」とイメージしている人も少なくないでしょう。
しかし、整体師を目指す女性の割合は年々増えつつあり、既に現場で活躍している女性整体師も多いです。
整体は体を触る手技療法なので、女性客の中には男性整体師に施術をしてもらうことに抵抗を覚える人もいます。
女性客増加に伴い、女性整体師のニーズも必然と高まってきています。
整体師として就職する場合は、エステサロンやスパなどの施設が良いでしょう。
整体と聞くと、「疲れや痛みをほぐす施術」をイメージする人が多いと思いますが、近年は”美容”の要素を取り入れた整体が注目を集めています。
これを言い換えると、エステサロンやスパなどで整体が注目されはじめているということです。
現に、女性専用の整体をメニューに取り入れているエステサロンやスパもあります。女性整体師として就職するのなら、「女性客の多い施設」が狙い目です。
美と健康に関連する施設は多いので、女性整体師の存在は増々重要なものになるはずです。
スポーツ科学の分野でも、アスリートの心身のケアに整体術が活用されています。このように、整体師の活躍の場は広がっていくと考えられます。
整体医院やサロンなどである程度経験を積んだ後に考えるのが、「独立開業」ではないでしょうか。自分のお店を持てば、自由に方針やメニューを決めることができます。
しかし、独立開業するとなるとベッドや器具、光熱費、家賃、スタッフの雇用など様々なことを考えなくてはなりません。
開業費だけでなく、運営費用も発生します。女性整体師として、育児と仕事を両立することはかなり大変です。
そこでおすすめしたいのが、「出張整体」です。
出張整体は、依頼者の自宅を訪問して、その場で施術を行うスタイルです。女性客専用にすれば安心ですし、完全予約制にすれば空いている時間帯に仕事をすることが可能です。
予約のない時間帯は育児やプライベートにあてられるので、無理なく続けていけるでしょう。
しかし、独立開業は良いことばかりではあります。利用客を確保できなければ、収入は安定しないからです。
どの業種にも言えることですが、新規の顧客を捕まえるのはかなり大変です。独立開業する前に、できるだけ多くの常連さんを作っておきましょう。
ホームページを立ち上げたり、SNSを活用したりして営業してみると良いかもしれません。
スキルが高ければ自然と良い口コミが広がり、新規客や常連さんも増えていきます。
独立開業を成功させるためにも、就職先でスキルや接客マナーをしっかりと身につけておきましょう。
多くの整体スクールは、卒業した生徒の就職サポートも行っています。スクールを運営している企業が、整体院なども経営していれば、その店舗に就職できる可能性もあるでしょう。
就職サポートが充実している整体スクールを選べば、卒業後の展望が開けやすくなるのは間違いありません。
中には、整体スクールと平行して、就職・転職サポート事業を手がけている会社もあります。こうした会社が運営しているスクールであれば、卒業後の進路に関してより豊富な情報が得られるでしょう。
【免責事項】
「整体師になれるスクール特選サイト」は2012年12月時点の調査を元に作成したものです。
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