
※2012年12月時点
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整体師の仕事では、体の部位や症状に関する用語を知っておくことも大事です。そうした基本的な用語の中から、最低限知っておきたいものをまとめました。
■骨盤/こつばん
整体の矯正で重要な部位の一つ。仙骨(せんこつ)/腸骨(ちょうこつ)/座骨(ざこつ)/尾骨(びこつ)の4つの骨で構成されています。身体の中心部でもあり、重要なポイントといわれる丹田(たんでん)も、骨盤にあります。
■仙腸関節/せんちょうかんせつ
骨盤の一部である仙骨と腸骨とをつなぐ関節を、仙腸関節といいます。骨盤の歪みは、この仙腸関節がズレていることが要因ともいわれています。
■頚椎/けいつい
脊椎(せきつい)の上部にあるのが頚椎です。首を支える部位であり、クッションとなる椎間板(ついかんばん)を挟んでいます。
■腰椎/ようつい
脊椎(せきつい)の下部にあるのが腰椎です。腰の動きによる負担がかかる部位で、椎間板を挟んで5つの骨が連なっています。一番下の腰椎は、骨盤の仙骨とつながっています。
■亜急性/あきゅうせい
症状を表現する用語には、急性や慢性がありますが、亜急性は中間的な速度で表れる症状を意味します。ストレスを原因とする症状によく見られるといわれています。
■ぎっくり腰
日常的にもよく耳にする症状ですが、急に発生した腰の炎症全般を意味します。重い物を持ち上げた瞬間や、長時間座った後に立ち上がる際、起きやすいといわれています。椎間板ヘルニアが原因の腰痛も、ぎっくり腰に含まれます。
■変形性膝関節症/へんけいせいしつかんせつしょう
膝の骨を覆っている軟骨が、変形したり摩耗したりすることで、膝関節に痛みや炎症が起きる症状です。加齢や筋力の低下によって発生し、高齢者や女性によく見られます。
■坐骨神経症/ざこつしんけいしょう
脊髄(せきずい)などの圧迫が原因となるケースが多く、お尻や太ももの裏側、足の甲などに痺れや痛みを感じる症状を指します。治療法としては、骨盤矯正などがあります。
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