
※2012年12月時点
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整体師の資格について、国家資格はあるのか、どんな民間資格があるのか、スポーツ整体師とはなど、様々な情報を集めてみました。
一般に、整体師の仕事は資格を取得してはじめてできるものだと思われがちですが、実は整体師になるためには何の資格も必要ありません。
例えば、視覚障害者などが取得する「あん摩マッサージ師」や、接骨院などを開業する際に必要な「柔道整復師」など、整体やマッサージに関係するような国家資格はあるのですが、「整体師」という国家資格は無いのです。
そのため、実のところを言うと、「私が整体師です」と言ってしまえば、誰でも整体師になれてしまいますし、「ここが整体院です」と言えば、すぐさま開業できてしまいます。
今後、「整体師」という国家資格ができることに期待したいですね。
国家資格がない一方で、実に多彩な民間資格が整体師の資格として存在しています。
民間資格とは、国家が認定する国家資格とは異なり、民間団体などが認定する資格です。通信講座やスクール(専門学校)の修了認定証やスポーツ整体師などがそれに当たります。
どのようなものがあるのか、いくつかピックアップして紹介します。
整体スクールの講座を修了したことを証明する認定書です。整体に関する事柄を、知識と技術の両面で一通り学んだことの証なので、整体師を目指す人はこの資格を取るのが一般的です。代表的なところとしては東京リエイチ整体アカデミー(旧:ウィルワン整体アカデミー)や東京療術学院などが挙げられます。
選択したスクールやコースによって異なります。たとえば東京リエイチ整体アカデミー(旧:ウィルワン整体アカデミー)なら整体ビギナーコースの受講料は264,000円(税込)、整体やボディケアのプロになるための整体プロフェッショナルコースが979,000円(税込)、独立・開業を目指す整体アドバンスプロフェッショナルコースは1,628,000円(税込)。
こちらもスクールによって異なります。一例を挙げると、東京リエイチ整体アカデミー(旧:ウィルワン整体アカデミー)は一般社団法人日本整体セラピスト認定協会の指定校。東京療術学院は一般社団法人東日本療術協会の認定校です。
入学前:入学資格を満たしておく。入学試験があるところは試験を受ける。
通学:授業やイベントに参加する。
卒業に向けて:実施研修や認定試験を受ける。
カイロプラクティックやリフレクソロジー、アロマテラピーなどに対応しています。
スクール卒業後は独立・開業する方が多いのですが、その際の施設はさまざまで、スタンダードな整体院や整骨院、接骨院のほか、リラクゼーションサロンやエステティックサロンを開業するケースもあります。
さまざまなリラクゼーションの技能の中でも、とりわけ揉みほぐしの能力に長けていることを証明する資格です。
NPO法人・日本セラピスト認定協会によるリラクゼーション資格の場合、検定費用は3級で12,000円。合格後、初回免許登録料10,000円、登録年会費12,000円を支払うことで協会認定ライセンスが得られます。
一方、一般社団法人日本リラクゼーション業協会のリラクゼーションセラピスト認定試験の場合、費用は2級で6,000円です。
試験前: 受験資格を満たしておく(各級の取得、専門課程修了、在学等)。
資格取得試験:学科や実技の試験を受けて、合格すると免許や認定カードがもらえる。
リフレクソロジーやリンパマッサージ、整体などに対応可能です。
リラクゼーション・セラピストの知識や技術を習得できるスクールは複数あります。代表的なところでは、一般社団法人日本整体セラピスト認定協会の指定校である東京リエイチ整体アカデミー(旧:ウィルワン整体アカデミー)と、英国IFR・JHRS公認校である日本リフレクソロジスト養成学院が挙げられます。
リラクゼーションサロンやエステサロンを開業し、独立するパターンが多数を占めています。サロンに関しては自宅に店舗を構える人も多く、個人サロンとして人気を集めているケースも多いようです。
身体の筋肉が緊張することで引き起こされる歪みや痛みを取り除くことで自然治癒の力を高め、さらにメンタル面からもアプローチしていく能力を持っていることを認定する資格です。
リラクゼーション・セラピストと同様に、NPO法人・日本セラピスト認定協会が整体セラピスト認定検定をおこなっています。費用も同じく、受験料12,000円で、初回免許登録料10,000円、登録年会費は12,000円となります。
試験前:各整体スクールを卒業する。
受験資格を満たしておく(各級の取得や実務経験)。
資格取得試験:学科や実技試験を受け、合格すると免許がもらえる。
カイロプラクティック、オステオパシー、スイナ、アーユルベーダなどに対応しています。
東京国際整体医学院の各認定校がNPO法人・日本セラピスト認定協会の公認指定校となっています。
整体師同様、整体院や整骨院などを開業し、独立する人が多くいます。一方でセラピストとしての一面も持つことから、リラクゼーションサロンやスパなどの分野で活躍する人もいるようです。
手技を用いたリハビリやコンディショニングを行うことができると同時に、肉体トレーニングの指導もできることを認定する資格です。
NPO法人・日本セラピスト認定協会のスポーツトレーナ認定は、整体分野も含んだ内容となっているため、スポーツ整体師の資格としても十分に効果を発揮します。
スクールでの専門課程を修了すれば3級の受験が可能となり、費用は受験料の12,000円のほか、初回免許登録料として10,000円および登録年会費12,000円がかかります。
試験前: 受験資格を満たしておく(各級の取得や実務経験、学校卒業等)。
資格取得試験:学科や実技の試験を受け、合格すると免許がもらえる。
スポーツ整体、ストレッチなどに対応しています。
整体セラピスト同様、国際整体医学院の各認定校がNPO法人・日本セラピスト認定協会の認定校となっています。
店舗を持つというより、依頼に応じて出張サービスを行うスタイルが主となります。1級免許を取得するとスポーツ選手専属トレーナーになることも可能です。
アメリカのカリフォルニア州が公認しているマッサージ師の資格です。日本だけでなく、海外でもマッサージ師としての活動の幅を広げられます。
日本カイロプラクティックドクター専門学院にて取得可能で、初年度納入金1,365,000円、2年次には630,000円が必要となります。また、別途入学時の諸費用約300,000円、アメリカ研修にて約400,000~450,000円の費用がかかります。
入学前:授業を見学・体験・適性診断を受けて学科を決定する。
入学:入学資格を満たしておき、書類選考と面接を受ける。
(一般高等学校卒業および同程度の学力を保有)
通学:基礎教育、専門教育、アメリカ研修等を行う。
卒業に向けて:カリキュラム終了後、スクーリングやインターン実習を行う。
マッサージやアーユルヴェーダ、ホットストーンセラピーなどに対応しています。
日本カイロプラクティックドクター専門学院はカイロプラクティック療法振興事業協同組合の認定校です。
国内のカイロプラクティックサロンやエステサロン、整体院のほか、海外での就職・開業も可能です。
これらの民間資格は、整体師になるうえで必ずしも必要となるわけではありませんが、どこでどんな勉強をしてきたかを証明できる資格を持った整体師は現場で重宝されます。
整体師になることを考えているのであれば、しっかりと資格を取得しておくことをおすすめします。
整体師に似た国家資格として「あん摩マッサージ師」、「柔道整復師」などがあります。この国家資格について紹介します。
あん摩マッサージ師とは、患者さんの腰痛・肩こりなどの症状を、あん摩、マッサージ、指圧で改善します。
この国家資格の合格率は約86.4%です。この資格は、独学で学ぶことができません。
専門スクールや大学で学んでいないと、受験資格が得られないのです。
また、あん摩マッサージを学べる学校はそれほど多くありません。
そのため、「国家試験を受ける前に入学するのが大変」と言われているくらいです。
柔道整復師は、骨折、脱臼、打撲、捻挫などの怪我に対して手術をせずに治療を行う仕事です。非観血的療法で損傷したところを治していきます。
柔道整復師の合格率は年によって波がありますが、平均70%前後です。ただし、近年は受験者数の増加により、国家試験の難易度も高くなってきていると言われています。
また、柔道整復師になるには、厚生労働省から認められた専門スクールや大学で3年以上学ばなくてはなりません。
整体師に似た国家資格は、上記で紹介したもの以外にもいくつかあります。国家資格と言っても、試験の難易度があまり高くないものもあります。
ただ、そのような場合であっても「受験資格」が設けられているため、試験を受けるためには"単位取得や実務経験の有無(年単位の時間)"が必要になるということを理解しておきましょう。
整体師と理学療法士や作業療法士は似ている職種ですが、大きく異なったこともあります。
それぞれの違いや特徴、仕事内容などを紹介します。
理学療法とは、病気やケガによって身体に不自由を抱える人、高齢などにより身体機能が衰えた人などに対して、リハビリなどを行い運動能力の回復をサポートすることを言います。
理学療法士は、「フィジカルセラピスト」とも呼ばれるリハビリテーションの専門家。
医学的、また社会的に対象者の身体能力を視て評価し、ひとりひとりに合った回復改善プログラムを作成してそれをサポートします。
国家資格ですので、資格を取得するには理学療法士の国家試験を受験しなければなりません。
また、受験をするためには、短期大学(3年制)、専門学校(3年制、4年制)、4年制大学、特別支援学校(視覚障害者が対象)養成校のいずれかで3年以上学ばなければならない決まりがあります。
作業療法士の資格を持っている場合は、養成校で2年学べば受験可能。国外の養成校で学んだり免許を取得したりした場合は、所定の手続きを行えば既定の規約を免除されるケースもあります。
理学療法士が活躍する場所は、クリニックや病院などの医療機関、介護老人保健福祉施設など医療福祉分野だけではなく、スポーツやフィットネスに関わる施設や教育機関で研究者や指導者として勤務したり、スポーツ用品や自助具の開発に携わったりと、多岐に渡ります。
理学療法士は、人間の動作の専門家。運動療法や物理療法を用いて身体能力の改善を目指すのが役割となります。
超高齢化が進む昨今、寝て起きて、立って歩くといった日常生活を送るための基本の動作をサポートする理学療法士の需要はとても大きいものです。
また、世界に通用するスポーツ選手が続々と輩出されたことで、後に続く意識の高いスポーツ選手はとても多く、体幹を専門的な視点でサポートする理学療法士を求める声は少なくありません。
整体師と理学療法士は、どちらも対象者の体のケアを行う仕事ですが、大きく異なる点は、国家資格であるか否かということと、ケア内容が「施術」か「治療」か、という点です。
国家資格である理学療法士は、医療機関やスポーツ関連、教育機関などの現場で、医学と社会的な視点から対象者をケアしながら、指導者としての役割を果たす部分も大きいと言えます。
一方、整体師は国家資格を必要とせず就業することができますが、整体院やカイロプラクティック院、リラクゼーションサロンなど、ある程度限られた場所での活躍となるでしょう。
国家資格となる理学療法士は、医師などの医療に従事した人が行う「治療行為」が認められていますが、整体師が行うのはあくまでも「施術」。
万が一、治療と称して施術を行った場合は、法律によって罰せられることになります。
理学療法士になるためには養成校で3年以上学び、国家試験に合格する必要があります。
合格率は90%以上という高いものではありますが、そのうちのほとんどが新卒者。機会を逃してしまうと、資格取得のハードルは高いものになるのかもしれませんね。
理学療法士の需要は今後益々増えていく傾向にあります。これから進学する学生の方は、理学療法士を目指すには良いタイミングかと思います。
また、転職などを機にと考えていらっしゃる方には整体師のほうがハードルは低いでしょう。
どちらも人の体のケアを行う仕事です。プロ意識をしっかり持って臨み、理学療法士ならでは整体師ならではの視点で対象者のサポートが出来ると良いのではないでしょうか。
作業療法士は、身体が不自由な人や精神障害のある人に対して、さまざまな作業を通じて訓練や治療を行い、日常生活をスムーズに送れるように、また、社会復帰が出来るようにサポートするのが役割。
理学療法士と同じく国家資格であり、養成校で3年以上学び、国家試験に合格する必要があります。
合格率は80%前後でそのうち9割が新卒者となっています。
理学療法士との違いは、身体の仕組みだけでなくメンタル部分へのアプローチがあるところです。
対象者と一緒に作業をしたり、作業の説明を根気よく行ったり、対象者それぞれの環境を把握して臨機応変にその人に合ったサポートを行わなければなりません。
理学療法士が運動能力を改善させるのに対して、作業療法士はその後の社会復帰やスムーズな日常生活を送れるようサポートしていきます。
長期に関わっていかなければならない対象者もいますので、包容力と忍耐力、奉仕精神などが必要となるでしょう。
超高齢化に伴い、リハビリテーション療法のサポーターが切実に求められている昨今、理学療法士とともに今後さらに活躍の場が広がっていく将来性の高い職業です。
作業療法士が活躍する場所は、医療施設や介護保険センター、老人ホームや保健所、職業訓練施設などです。
教育現場や研究施設、行政関係施設、スポーツ分野などでも活躍できますが、医療機関に従事している作業療法士が最も多いでしょう。
具体的な仕事内容は、食事やトイレ、家事や入浴などを一人で行えるよう訓練して日常生活をスムーズに送れるようサポートしたり、外出や作業の訓練を行い、就労環境を整え社会復帰のサポートを行ったりといったことが一般的です。
作業療法の一つである「手芸」や「工作」を行わせてリハビリを行うのも作業療法士(理学療法士)の役割となります。
他にも、音楽や絵画などの芸術分野、オセロやトランプ、パズルなどの遊びの分野、体操やダンスなどのスポーツの分野などを利用したリハビリテーションを行っています。
整体師と作業療法士の異なる点は、理学療法士と同様、国家資格であるか否かということと、施術か治療かの違いです。
理学療法士と整体師は身体に直接アプローチする点では似ていますが、作業療法士は精神面でのケアが不可欠。
対象者の身体だけではなく、どのような性質の人でどのような作業や訓練の仕方が向いているのか、取り巻く環境はどのようなものかなど、視点が多岐に渡ります。
基本動作の回復や改善、維持や悪化予防が整体師の目指すところであるとすれば、作業療法士は応用動作や社会適応の能力回復を目指すのが役割と言えますね。
あらゆる作業活動を通して身体と心のリハビリを行うのが作業療法士です。人の心理に興味があり、奉仕精神がより強い方には作業療法士はやりがいを感じられる仕事となるでしょう。
整体師の中にはカイロプラクティックや機能神経学アプローチ、心身条件反射療法と言われる施術法を用いて、脳神経から精神面にアプローチするといった方法をとりいれている整体院もあります。
治療という観点からは患者に向き合うことは出来ませんが、セラピストなどの資格があればメンタル面でのサポートをしながら整体師として活躍することも出来そうですね。
資格がなくても開業できる整体師。だからこそ、ご自分の特色を生かした開業、営業にチャレンジできます。
訪れる人たちが少しでも生きやすく、生活しやすくなれるようサポートするというのは整体師も理学療法士も作業療法士も同じです。
プロ意識を胸に、少しでも対象者の役に立てるよう目指したいものですね。
「整体師の資格を取りたいけど、専門学校に通う学費がない」と悩んでいる人もいるでしょう。
そんな人におすすめなのが、専門書を使った勉強法です。
専門書は一般の本屋さんですぐに購入できますし、店舗や在庫がない場合はインターネットサイトでの購入も可能です。
また、整体の実技について学びたいときは、手技について写真やイラストなどで詳しく書かれているものやDVD付きのものを選ぶと良いでしょう。
取り扱いが豊富な本屋さんであれば、様々な専門書を揃えることができます。
しかし、専門書での独学の弱みは、「実技の勉強が充実しないこと」です。実技をきちんと身につけたいと感じたときは、アルバイトとして就職し現場で習得すると良いでしょう。
専門書の選び方のポイントは、手技はもちろん骨格や筋肉の動きが学べる本を探すことです。
なぜなら、整体師として活躍する人であれば、どこに骨や筋肉があって、どう可動するのかを理解しておく必要があるからです。
どの専門書がいいのかわからなければ、整体師の先生に施術してもらうとき、聞いてみるとよいでしょう。
経路やツボの知識も一通り必要ですし、アロマの効果なども知っておいたほうがよいでしょう。
ただし、知識を生かして施術する分には問題ありませんが、ツボの効果を語れるのは国家資格者である鍼灸あんまマッサージ師だけなので、その点にはご注意くださいね。
その他の独学方法として、通信講座もおすすめです。
通信講座なら、日中仕事をしている人でも仕事終わりや休日など、空いた時間を活用して勉強することができます。
ただし、自分のペースで勉強できるという点は、メリットでありデメリットでもあります。
「今日は疲れているから、勉強は明日にしよう」と後回しにしないためにも、できるだけ毎日決めた時間帯にきちんと勉強するようにしましょう。
通信講座だと、実際の手技が身に付かないのではないかと心配な人もいるかもしれませんね。
確かに実践の場は少ないですが、通信講座でも、何回か施術を実際に習う機会、スクーリングが設けられているところがあります。
それに通信講座なら、お店で働きながら学ぶことも可能です。実践は職場で、資格取得のための勉強は自宅ですることで、知識と技術を充実させることもできます。
また、通信講座の卒業生の独立開業を手助けしてくれるところもあり、実際に開業するための手続き、ホームページでの集客方法など、お店を経営するためのノウハウを教えてもらえます。
働きながら独立開業を目指す人にはとても助かる講座といえるでしょう。
整体師の専門コースがあるスクールに通えば、座学と実習でバランス良く学べます。
現場経験のある講師が直接指導してくれるので、分からないことや知りたいことをその場ですぐに確認できます。
特に実技を集中的に学びたい人には、専門のスクールに通うことをおすすめします。
お店で働いている場合、経験を積むことはできますが、師匠から直接学ぶ機会は少ないものです。まさに職人のような世界であり、仕事の合間に師匠の技術を見て真似る必要があるでしょう。
スクールに通えば、知識も技術も存分に体系的に学ぶことができます。開業したときも、卒業の証があればお客様からの信用も高くなりますし、OBGのところに就職を斡旋してもらえたり、協会の卒業生として活躍できるようになることも、スクールに通うメリットといえるでしょう。
それゆえ、スクールの選び方はとても重要です。スクールを開校した人の手技に対する考え方、方法など、自分に合うところを探すようにしましょう。
オープンスクールに行き、実際の手技を見たり受けたりしてみることも大切です。もし尊敬できる整体師がいたら、その人が学んだ整体法を実践しているスクールを選ぶとよいでしょう。
気の流れを重視する整体法、解剖学的な西洋の考えを取り入れた整体法、中国式、日本の代表的な整体法である野口式、カイロプラクティックなど、スクールによりさまざまな違いがあります。
整体師の資格、難易度チェック
整体師の民間資格である「整体セラピスト」の資格試験の合格率は、下記のようになっています。
3級・・・90%~95%前後
2級・・・70%~75%前後
ことからも分かるように、整体師の資格取得は比較的やさしいと言えます。しっかりと勉強している人であれば、資格を取得できるでしょう。
専門のスクールの中には、整体師の試験だけでなく卒業試験も受けないといけないところがあるようです。
卒業試験で出題されるのは、東洋医学・内臓体表反射・整体施療知の知識です。もちろん、実技試験もあります。試験にクリアすることで、認定証をもらえます。
また、場合によって卒業試験が受けられないときは、動画や専門スクールが出題する課題を提出して卒業認定証としてもらうことも可能です。
卒業認定証は卒業したという証だけでなく、就職の際も必要になります。受け取った卒業認定証は、一生の財産として大事に保管しましょう。
ひと言に整体の資格といってもその種類は多岐にわたっていて、施術方法や独立開業後の施設分類なども大きく異なります。
まずは自分が何を目指しているのかを明確にし、その上で取りたい資格に適したスクールを選ぶことが夢を叶える第一歩となります。
当サイトでは整体にまつわるさまざまな資格を取得できるスクールを数多く紹介しているので、ぜひスクール選びの参考にしてみてください。
【免責事項】
「整体師になれるスクール特選サイト」は2012年12月時点の調査を元に作成したものです。
費用、口コミ、就職率、就職斡旋先件数など最新の情報に関しては、各スクールの公式HPをご覧ください。