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カイロプラクティック資格とカイロプラクターとは?必要なスキルと取得方法を徹底解説

カイロプラクティックは、骨格や神経の調整を通じて健康をサポートする施術法で、その専門家であるカイロプラクターは、患者の体のゆがみを整え、慢性的な痛みや不調を改善する役割を担っています。
しかし、カイロプラクターが行う施術や仕事内容、また整体師や柔道整復師との違いについては、正確に理解されていない場合も少なくありません。

本記事では、カイロプラクターやその資格について詳しく解説。カイロプラクターを目指す方はぜひ参考にしてください。

目次

カイロプラクターとは?

カイロプラクターとは

カイロプラクターは、骨格や筋肉の調整を行い、神経の流れを改善する専門家です。患者の体のゆがみを整えることで、慢性的な痛みや不調を改善し、健康全般をサポートします。
特に背骨を中心にアプローチする施術が特徴で、身体機能を最適化することを目指します。

カイロプラクターの仕事内容

カイロプラクターは、患者の症状や悩みをカウンセリングし、施術プランを提案します。
具体的には、骨格矯正や筋肉のバランス調整、神経系の働きを整える施術を行います。また、姿勢改善や日常生活での健康管理についてアドバイスを提供することも重要な役割です。

整体師や柔道整復師との違い

整体師は身体のバランスを整えることに重点を置き、柔道整復師は外傷や骨折などの治療を行います。
一方、カイロプラクターは、神経と骨格の関係に基づく独自の理論に従い、全身の調和を目指します。
これが、他の職種とカイロプラクターの大きな違いです。

カイロプラクターの現状

日本国内では、カイロプラクティックに関する法整備が進んでおらず、国家資格は存在しません
しかし、一般財団法人日本カイロプラクティック登録機構(JCR)が認定する「登録カイロプラクター」制度があります。

登録者数

一般財団法人日本カイロプラクティック登録機構(JCR)は、WHO基準に準じた教育を受けた専門家を「登録カイロプラクター」として認定しています。
2024年現在、日本国内で登録されているカイロプラクターの数は約650名とされています。
これは、厳格な教育を修了し、試験に合格した高い技術と知識を持つ施術者を示しており、患者に信頼される施術の提供を目指しています。

日本ではカイロプラクティックが国家資格として認定されていないため、誰でもカイロプラクターを名乗ることができます。
その中で、JCRの登録制度は、専門性を証明する重要な役割を果たしています。登録者数の増加や制度の普及が、業界全体の信頼性向上と発展につながると期待されています。

参照元:一般社団法人日本カイロプラクターズ協会 https://jac-chiro.org/aboutchiro/

平均年収

カイロプラクターの収入は、雇用形態やスキル、経験によって大きく異なります。正社員の平均年収は約391万円で、月収に換算すると33万円程度です。
多くの人が340万~406万円の範囲に収まりますが、経験や施術スキル次第では収入が大きく増える可能性もあります。

一方、アルバイトやパートの平均時給は1,049円で、地域や施設規模によって差があります。

参照元:求人ボックス https://xn--pckua2a7gp15o89zb.com/%E3%82%AB%E3%82%A4%E3%83%AD%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%AF%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%81%AE%E5%B9%B4%E5%8F%8E%E3%83%BB%E6%99%82%E7%B5%A6

カイロプラクターになるための資格は?

日本では国家資格がない

前述の通り、日本ではカイロプラクターを名乗るのに国家資格は必要ありません。法律で定められた資格がないため、誰でも開業可能です。
ただし、技術力や信頼性を証明するために、教育機関や民間資格の取得が推奨されています。

登録カイロプラクター制度について

日本カイロプラクティック登録機構(JCR)が運営する登録カイロプラクター制度は、WHO基準の教育を受けた人に認定されます。
この資格を持つことで、患者や雇用主からの信頼が得られ、施術の安全性を保証する証明になります。

海外のD.C.資格について

アメリカやカナダなどでは、D.C.(Doctor of Chiropractic)資格が医療資格として認定されています。
この資格を取得するには、大学レベルの教育を修了し、厳格な国家試験に合格する必要があります。D.C.資格を取得することで、医療従事者としての活動が可能となります。

カイロプラクティック資格の取得方法

国内での資格取得方法

国内では、民間の専門学校やスクール、セミナーで学ぶことが一般的です。
カイロプラクティック理論や解剖学、施術技術などをカリキュラムで学び、修了後に認定資格を取得します。

海外での資格取得方法

アメリカやカナダなどの海外では、カイロプラクティック資格は世界保健機関(WHO)の基準に基づいた「D.C.資格(Doctor of Chiropractic)」というカイロプラクティック分野で国際的に認められた医療資格があります。 この資格は、国際的に認知されている医療資格としての信頼性を持ちます。

取得にはWHOの基準に準じた厳格な教育と国家試験が必要となり、この資格を持つと医療従事者として正式に活動できる証明ができます。

費用や必要な学習時間

資格取得にかかる費用は、数十万円から数百万円程度で、学習期間は数か月から数年と幅広いです。
短期集中コースや働きながら学べるコースなど、ライフスタイルに合わせたプログラムが選べます。

カイロプラクターに必要なスキルとは?

カイロプラクターとして活躍するために求められるスキルをご紹介します。
これから紹介するスキルは、専門教育機関での学習や実務経験を通じて培うことができます。

解剖学や生理学の基礎知識

人体の構造や機能を理解することで、適切な施術が可能となります。
解剖学の理解は、施術の精度と安全性を高めるために不可欠です。

施術技術

骨格や筋肉の調整技術を習得し、患者の症状に応じた適切な手技を行う能力が必要です。
これらの技術は、学校やセミナーで学ぶことができます。

コミュニケーション力

患者の悩みや症状を正確に把握し、信頼関係を築くための対話力が重要です。
特に、健康管理に関するアドバイスを提供する際にも役立ちます。

カイロプラクターのキャリアと収入

カイロプラクターのキャリアは多岐にわたります。
独立開業やクリニックでの勤務、さらには海外での活動など、多様な選択肢があります。

キャリアの幅

独立して自分の施術院を経営することも可能です。
また、医療機関やリラクゼーション施設などで働く選択肢もあります。海外資格を持つ場合、国際的なキャリアを築くこともできます。

収入について

収入はスキルや経験に依存しますが、独立開業や海外進出により収益性が高まる傾向があります。
国内では平均年収が約384万円とされますが、独立や施術の集客力によって大きく異なります。

まとめ

カイロプラクティック資格やカイロプラクターの仕事内容について解説しました。
日本では国家資格がなく、技術力や信頼性を示すために教育機関での学習や資格取得が推奨されます。
これから資格取得を目指す方は、自分に合った学び方を見つけ、プロとしての第一歩を踏み出してください。

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