
※2012年12月時点
公開日: |更新日:
地域の住民など、地域に密着した整体院を開業したい場合は、住宅街や各駅停車の駅前、地域の利用者が多い商店街の中などにある物件を探すのが理想的です。
住宅街の場合は、整体の需要があるエリアであるかをチェックすることが重要。
高齢者が多い住宅街では、腰痛に悩む人など整体の需要が高いと思われます。
部活などでスポーツをしている若い人が多そうなエリアでも、整体院の需要は高いと考えてよいでしょう。
各駅停車の駅は、住宅街が近くにあることが多いので、駅を利用する人に気軽に来院してもらえる可能性が高いです。
人通りの多いエリアやオフィス街などに開業したい場合は、快速急行が停車する駅前だと、たくさんの人に利用してもらえそうですね。
オフィス街であれば、その駅の人口に関わらず、たくさんの人が行き来するので、かなりの動員が見込めます。
こうしたエリアにはすでに整体院がある場合も多いので、競合しすぎない場所を探すのがポイントです。
オフィス街の場合、土日の集客は見込めませんし、遅くまで営業しないと会社帰りの利用者を掴めないので、営業時間についてもよく検討する必要があります。
せっかく開業するのですから、長く安定した運営ができることが望ましいですよね。
経営において大部分を占めるのが「家賃」。
家賃が高すぎてしまうと、ある程度の患者数を施術しても利益が小さかったり、患者さんが少ないときに経営を圧迫してしまいます。
地域密着型の整体院であれば、比較的家賃の安い物件を見つけやすいですが、繁華街や快速急行が停車する駅は家賃が高いことが多いので、運営に見合った家賃であるかを必ずシミュレーションしてください。
住宅街など地域密着型の整体院を開業する場合は、必ず駐車場を確保しましょう。
郊外では車文化の地域が多く、また腰痛の人などは歩きや自転車で通院できないことも多いので、車での来院が増えると思われます。
駐車場の確保が難しい場合は、近隣にコインパーキングがあるか、コインパーキングを利用した際の駐車料金を負担することができるかなどについてもよく考えてみましょう。駐車場を借りる場合は、整体院の規模にもよりますが、少なくとも2~3台分は確保しておきたいですね。
住宅街の場合は、前述したように高齢者やスポーツをしている若者など、整体院を利用する可能性が高い人が多く住んでいるエリアを選ぶ必要があります。
繁華街やオフィス街では、需要自体は比較的高いと思われますが、近隣に整体院やマッサージ院などが多いと、競合し合って経営が難しくなりがちなので、似た施術を行うところが少ないエリアを選びましょう。
もし近くに整体院がある場合は、営業時間を長くしたり、施術費用を下げるなど、差別化を図る必要があります。
住宅街の場合は住民の人々も同様ですが、近所の人たちと円滑なコミュニケーションが取れそうな場所にある物件を選ぶことも重要です。
隣のテナントが同じ整体院というのはもってのほかですし、別の業種だとしてもクレームの多い人が経営するお店だと、居心地よく運営することができません。
整体院は大きな音や匂いが出ることはないので、住民のクレームは少ないと思われますが、駐車場のマナーなどについてトラブルになることも考えられますので、周辺環境はもちろん、近隣の住民の雰囲気についてもしっかりチェックされることをおすすめします。
【免責事項】
「整体師になれるスクール特選サイト」は2012年12月時点の調査を元に作成したものです。
費用、口コミ、就職率、就職斡旋先件数など最新の情報に関しては、各スクールの公式HPをご覧ください。