
※2012年12月時点
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年齢制限がなく学歴も関係なく、どんな人でも目指すことができる整体師。
実は国家資格の取得が必須条件として定められているわけでもないのです。
しかし、やはり整体師として活動するにはその道の高い技術力と知識が必要になります。主婦や定年退職をした高齢者の方、力のない人が整体師になった実例についてご紹介しましょう。
整体師になるための条件をあえて挙げるとすれば、専門的な知識や技術を学べるところで勉強をすることが条件だといえるでしょう。
現在整体師として働いているほとんどの人が、専門学校やスクールなどで学んだ後に資格を取得、所定の講座を修了するなどして勤務しています。
整体師の仕事は体力を必要とする仕事であり、どちらかというと若い人のほうがしっかりと力を入れて施術してもらえるようなイメージがあるので、高齢者の需要は決して高いとはいえません。
とはいえ年齢制限があるわけではないので、どんなに高齢の方でも整体師を目指すことはもちろん可能です。
高齢だからこそ、患者の多くを占めている同じような世代の悩みをより理解することができる点はメリットであるといえます。
ある程度の体力があることは重要ですが、施術自体に強い力を必要とすることはほとんどないので、定年退職後の方でも十分に整体師として活躍できる場があるのです。
それでは、定年退職してから整体師になった方の実例をご紹介しましょう。
「もともとサラリーマンを定年退職してから開業したいと、鍼灸の資格を取得していたのですが、整体師の知識もあったほうがより仕事の幅が広がると思い、退職後に1年間専門学校で学びました。
妻を実験台に何度も練習を続け、妻の不調が改善されていったことが自信となり、無事資格を取得することができました。
現在は自宅で開業し、医者で治らないといわれた体の不調を訴える患者さんに、心を込めて施術を行っています。
「定年後に整体師なんて無理だ」と思っている人も多いようですが、実際に開業した自分がそういった方々の励みになれば幸いです。」
また、主婦であることが整体師になるための妨げとなるようなことも一切ありません。
女性の患者さんで男性の整体師に施術してもらうことに抵抗があるという人も多いので、女性の整体師の需要は増えてきています。
専門学校やスクールで学ぶにあたり、主婦としての日々の家事や育児の負担をサポートしてもらうことができれば、整体師を目指すことは十分に可能です。
主婦が整体師として働くうえで、勤務時間がもっとも大きなリスクになると思われますが、扶養内のパートタイマーとして働くという方法もあります。
なかには自由な時間帯で働きたいという希望をもち、開業して自分で整体院を営んでいる人もいます。
実際に主婦から整体師になった方の実例をご紹介しましょう。
「子育てをしながら自宅で働き、収入を得たいと強く考え、整体師への道を目指しました。
整体師を目指したのは、開業にあたっての資金が小さかったということが大きいです。
私は育児をしながら通えるスクールで整体師の資格を取得しましたが、主婦仲間で整体師になった人は、通信教育で学んだ方もいらっしゃいます。
もともと趣味で体操をしていたので、体操に整体の知識を加えたものを編み出し、カルチャースクールでお教えしていますが、こちらも大変好評です。
自分のペースで働くことができる整体師の仕事は、痛みを訴える患者さんから「体が楽になった」と喜んでいただける、私にとってとてもやりがいのある仕事です。」
【免責事項】
「整体師になれるスクール特選サイト」は2012年12月時点の調査を元に作成したものです。
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