整体師を目指すにあたり、「自分は整体師に向いているのだろうか」と疑問に思う方もいるでしょう。そこでこちらの記事では、整体師に向いている人はどのような人なのか、という点について解説していきます。さまざまな要素がありますので、自分には当てはまるのか、また足りない部分はどのようなところなのかを考えてみましょう。
具体的に「どのような人が整体師に向いているのか」という点についてご紹介しますので、ひとつひとつ確認していきましょう。
整体師になるには、人体の構造について深い知識をつけることが求められます。そのためにも、人体への興味がある人は整体師に向いているといえるでしょう。体のコリや痛みなどを改善に導く手技を身につけるとともに、生理学や解剖学など、人体に関係する知識があれば、より良い仕事につなげられるはずです。
また、整体師の仕事をする上では常に学び続ける必要があるといえます。この点から、新しいことを学ぶのが好きな人は整体師に向いていると考えられます。さまざまな方向にアンテナを張って、新しい技術や情報などを取り入れられるように意識すると良いでしょう。
「誰かの役に立ちたい」という気持ちも整体師として大切なポイントです。整体院などに足を運んだお客さまに施術を行うことで喜んでもらいたいといった心を持っているのであれば、整体師に向いているといえるでしょう。
また新しい技術を取り入れていくことが求められる仕事であるものの、お客さまを喜ばせたい、人の役に立ちたいといった気持ちがあれば、日々の業務を通じてさまざまな技術や知識を学んでいけると考えられます。
整体師は自分の体も動かすことが必要な仕事であることから、体力も必要です。また、整体師自身の元気がなければお客さまを笑顔にすることも難しいといえるのではないでしょうか。そのため、長年スポーツをやっており体力に自身がある人なども整体師に向いていると考えられます。
さらに、整体師はお客さまが不調だと感じている部分について話を聞き、その内容を踏まえた対応が求められる仕事ですので、精神的にタフである点も必要な要素といえるでしょう。
整体師として活躍するには、施術を行う際の技術はもちろんですが、コミュニケーション能力も求められます。これは、お客さまがどこに不調を感じているのか、何を求めて施術を受けたいと思っているのかを会話の中からしっかりと察知することが必要であるためです。この点から、整体師になりたいと考えている人はコミュニケーション力を磨いておいて損はないといえます。
また、施術中にもお客さまにリラックスしてもらえるように、適度にコミュニケーションをとることも大切なポイントです。
この先、整体師として経験を積んだ上で独立開業をしたいと考えている人は特に、経営に関係する知識やセンスが求められます。どのようにして収益を上げて経営を継続していくかを考える上でも、早い段階から経営に関する知識をつけておくと良いでしょう。
自分自身も整体やセラピーを受けるのが好き、という場合には整体師に向いているといえます。このような人は、「どのような場合に施術を受けたいと思うのかを知っている」、「辛いと感じる部位があるお客さまの気持ちが理解できる」、「施術を受けた場合の効果について身をもって経験している」といえるためです。
お客さまの施術を行う場合には、「施術される側の目線」を持つことができれば、どうすればお客さまが満足できるかをより深く考えられるのではないでしょうか。その結果、お客さまの要望や気持ちに寄り添った施術の提案につなげることができるでしょう。
「新しいことを知るのが好き」「新しいこと学ぶのが好き」と感じられる人も、整体師に向いているといえるでしょう。これは、整体師の仕事は常に学び続ける必要があるためです。
整体院には何らかの不調を抱えて訪れる方が多いといえますが、その原因は人それぞれであるため、常に臨機応変な対応が求められます。この点から、常に向上心を持ちつつ新しい知識や技術を取り入れることによって、お客さまに満足していただけるような施術ができるように準備をしておく必要があるといえるのです。
整体業界には、いつも新しい技術や情報が発信されていますので、その内容をしっかりと取り入れられるようにアンテナを張り、知見を広められるように意識しておくことも大切。以上の理由により、新しいことを学ぶのが好きな人は整体師に向いているといえます。
スポーツを経験してきた方も、整体師に向いている可能性があります。
長年スポーツをしていたという場合には、整体師に向いている・やりがいを感じられる傾向があると考えられます。これは、スポーツをしている人の中には整体院に通っている方も多いため。アスリートはもちろん、趣味でスポーツを楽しんでいる、という場合も同様にコンディションを整えるなどの目的で整体院を利用している方もいるでしょう。
この点から、スポーツ整体は非常に需要が高い分野と考えられますが、運動経験が長い人は体の使い方に詳しいケースが多く、整体師を目指すにあたって解剖学などを学ぶ段階でもこれまでの経験からさまざまな知識が頭に入りやすい傾向があるといえます。この点から、長年のスポーツ経験がある場合には整体師に向いている可能性があります。
スポーツが好きで、さらにスポーツ関連の知識が豊富な人も整体師に向いているといえるでしょう。特にスポーツ整体の場合、施術を行う際にはスポーツに関する知識が必要になります。
アスリートなどスポーツをしている人は、スポーツをしていない人と異なる体の使い方をしているため、怪我の種類や肉体疲労の度合いも違ってきます。このことから、スポーツに関する知識が豊富にあれば、アスリートが抱えている体の悩みに寄り添った対応ができると考えられます。
下記に挙げているようなタイプの人は、整体師に向いていないと考えられます。
整体師は、お客さまと話をしてどのような体の悩みがあるかを把握した上で、そのお客さまに合った施術を行うことが求められます。そのため、お客さまの話を聞かずに自分の考えのみで施術を行うような、自己中心的な人は整体師に向いていないといえます。
施術を受けるのはあくまでお客さまであり、その声を無視して自分がやってみたい施術や得意な施術を押し付けることは決して行ってはいけません。
他の人との会話が苦手、できるだけ周りとのコミュニケーションを避けたいと考えている方は整体師に向いていません。上記でも触れていますが、整体師はお客さまに合った施術を行うために、まず症状などのヒアリングを行うことが求められます。お客さまがどのような体の悩みを抱えているのか、どんな辛さを抱えて整体院に足を運んだのかを把握しなければ、満足できる施術を提供することは非常に難しいといえます。
整体師は体力が必要な仕事です。施術コースによっては120分など長時間にわたる内容のものもありますが、整体師はその間ずっと立ちっぱなしで施術を行います。施術中は休憩時間があるわけではないため、ずっと体を動かし続けることになります。
この点から、体力がない、疲れやすいという自覚があるものの整体師として仕事をしたいと考えている場合には、自身の体力向上に取り組むことも大切なポイントといえます。
人の役に立ちたい気持ちがある、体力がある、コミュニケーション能力が高いなど、整体師に向いている人の要素はさまざまなものがあります。実際に整体師として活躍するためには、日々勉強し、技術と知識を高め続ける必要もあります。 しかし、その知識と技術を活かした施術を行うことによってお客さまに喜んでもらえる仕事であるからこそ、楽しさややりがいを感じられる仕事であるといえるでしょう。
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